シュミハリ首相、5月中のIMFとの覚書署名に期待

デニス・シュミハリ首相は、ウクライナ政府が5月中に国際通貨基金(IMF)との協力覚書に署名ができることを期待している。

シュミハリ首相が12日、アンゲラ・メルケル独首相との電話会議の際に発言した。ウクライナ政府ポータルサイトが公表した

発表には、「シュミハリ首相は、IMFとの協力覚書が5月末までに署名されることへの期待を表明した」と書かれている。

発表によれば、シュミハリ首相は、現在協議の続いている、IMFとのスタンドバイ・プログラムの協力により、ウクライナ政府は50億米ドルを受け取ることができ、その内の35億ドルが2020年度国家予算に加えられると発言した。

首相はまた、「それは財政支援以上のものであり、他の金融機関からの資金を受け取るための保証になり、私たちが体系的改革の道にあることを示す指標にもなるのだ」と指摘した。

なお、これまでの報道により、IMFとウクライナ政府は、現在、3年間の拡大信用供与(EFF)プログラムではなく、18か月間のスタンドバイ・プログラムの開始に向けた協議を行なっていることがわかっている。