ウクライナ電力会社「DTEK」の火力発電能力、ロシア攻撃にて約90%喪失

ウクライナの電力会社「DTEK」が保有する火力発電能力の内、約90%がロシア軍の攻撃により破壊あるいは破損している。

2日、DTEK社広報室が伝えた

同社は、「過去3か月だけで、敵は弊社の火力発電所に7回の大規模攻撃を行った。攻撃の結果、DTEKの火力発電能力の約90%が破壊された、あるいは破損している」と伝えた。

そして同社は、事前情報では、攻撃により失われた発電能力の復旧には約140〜160億フリヴニャ(3億5000万〜4億ドル)が必要であるとし、それは設備の損害額と修理の費用だと説明した。

さらに同社は、全面侵攻が始まって以来、DTEK社の火力発電所は、敵から180回以上にわたって攻撃を受けていると伝えた。

写真:DTEK