【世論調査:レイティング社】大統領選挙決選投票投票先、ゼレンシキー候補がポロシェンコ候補を上回る

社会調査グループ「レイティング」社が4月12~16日に実施した世論調査の結果、大統領選挙決選投票の投票先として、ヴォロディーミル・ゼレンシキー候補と答えたのは52%、現職のペトロ・ポロシェンコ候補と答えたのは19%であった。

18日、レイティング社が世論調査結果を同社ウェブサイトに掲載した。

発表では、決選投票にゼレンシキー候補に投票すると答えたのは52%、ポロシェンコ候補と答えたのは19%、投票先を決めていないと答えたのは19%、投票しないつもりだと答えたのが10%であったと書かれている。

また、投票意思があり、投票先をすでに決めている人だけの間では、ゼレンシキー候補と回答した人の割合は73%、ポロシェンコ候補の割合は27%となるとのこと。

同結果には、地方・年齢別の支持も掲載されている。ゼレンシキー候補は、すべての年齢層でポロシェンコ候補の支持を上回っている他、地方別ではゼレンシキー候補が東部、南部、中部でポロシェンコ候補より支持を得ており、西部では両者の支持が接近している。

また、どちらの候補が時期大統領になると考えるかとの問いに関しては、62%がゼレンシキー候補、17%がポロシェンコ候補と答え、22%がわからないと回答したとのこと。

加えて、同調査の結果によれば、半数以上の回答者が、新しい大統領のチームが肯定的結果を示すために1年以上の期間が必要だと回答。他方、約4分の1が最初の半年間で結果を期待すると答え、14%は3か月間での結果への期待を示した。

今回の調査は、レイティング社が2019年4月12~16日の期間にウクライナ全土の有権者3000人に対して対面式で実施したもの。理論的誤差は、最大±1.8%であると発表されている。