ウクライナ全土で吹雪 学校は遠隔授業のところも
11月27日、ウクライナの大半の州で降雪、強風、吹雪と道路の凍結が予想されている。
ウクライナ水文気象学センターが伝えた。
水文気象学センターの天気予報によれば、北部と袖部の大半の州では、降雪(夜間、特に大雪)、ところにより大雪、吹雪、南部・東部では一部でみぞれ、凍結、西部と南部の大半の州で日中軽度の降雪が予想されており、また全土で道路の凍結が予想されているという。
ゼレンシキー大統領は26日夜の動画メッセージで、悪天候が予想されている地域の国民に対して、最大限注意して過ごすよう呼びかけた。
ゼレンシキー氏は、26日も国内の多くの地域で悪天候だったと伝えつつ、「私は、悪天候の地域の全てのウクライナ国民に対して、最大限注意するよう呼びかける。必要があれば、国家非常事態庁、国家警察、その他の国家・公共機関に問い合わせて欲しい」と述べ、停電の地域にも可能となり次第、電力供給が復旧するだろうと伝えた(編集注:南部で約400の自治体で停電が発生した)。
キーウ州のクラウチェンコ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、27日は車の運転を控えるよう州民に呼びかけた。
クラウチェンコ氏は、「キーウ州では、冬季の悪天候の除去と一般車道の道路交通の安全確保のために、すでに対凍結混合物で舗装の処理をしている」と伝えた。また、関連当局が夜間中作業を行い、朝の道路で渋滞を最小化すべく、州内の車道の除雪を行っていると指摘した。
同時に同氏は、27日は、州内の学校は遠隔で授業を行うと伝え、自動車保有者に対しては今後数日間緊急の必要がない限りは自動車の運転を控えるよう呼びかけた。
ウクライナ地域発展・インフラ省は26日、南部のオデーサ州とミコライウ州では、悪天候により複数の道路が封鎖されたと報告した。
‼️ В Одеській та Миколаївській областях перекрили ще декілька ділянок доріг. Подробиці нижче👇
Опубліковано Міністерство розвитку громад, територій та інфраструктури України Неділя, 26 листопада 2023 р.
ニュースサイト「真実のクリミア」は、テレグラム・チャンネルにて、ウクライナ南部被占領下クリミアでは、強い嵐が続いており、悪天候によりロシア軍が沿岸に築いていた沿岸防衛施設が破壊されているとし、また約50万人のクリミア住民の家庭で停電が生じていると報じた。