外務省、ハンガリー総領事館の国籍提供の動画を検証

ウクライナ外務省は、ザカルパッチャ州ベレホヴェ市でウクライナ国民にハンガリー身分証明書(国籍)が付与され、またその事実をウクライナ政権に言わないように忠告している場面が映された動画の真偽を検証している。

パウロ・クリムキン外相が、最高会議(国会)外務委員会の会合の後に記者団に述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリムキン外相は、「私は、シーヤールトー・ハンガリー外相とニューヨークで会う。これは前から計画されていたことである。私たちは、新しい総領事の名前についても議論するだろう…。二つ目は、私たちは、恒常的に(ハンガリー身分証明書がウクライナ国民に)秘密裏に発行されていたことを知っている。私たちは、現在、この動画の真偽を検証している。もちろん、それはせねばならない。しかし、動画が本物だったとしよう。私は、シーヤールトー外相にそれを見せ、総領事にすることがないなら、ブダペストでハンガリー国民に旅券を発行させておけ、と述べるであろう」と発言した。

これまでウクルインフォルムが報じたように、ベレホヴェ市のハンガリー総領事館でウクライナ国民にハンガリー身分証明書が付与されている。プロセスでは、二つ目の国籍取得を祝うスパークリングワインでの乾杯に加え、ウクライナ政権に国籍取得を述べないように忠告がなされていた。この動画は、ウクルインフォルムが自らの情報源で入手していた。