ラズムコウ氏、人民奉仕者党の党首に就任
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領陣営で広報担当をしていたドミトロー・ラズムコウ氏は、同大統領系政党「人民奉仕者党」の党首に就任した。
27日、ラズムコウ氏が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ラズムコウ氏は、「イヴァン・バカーノウ(前党首)が公職に就き、それまでの職を務めることができなくなったことに関連し、同党幹部の交代が行われた。同党は、私がその機能を担うことへの信頼を示した」と発言した。また、ラズムコウ新党首は、人民奉仕者党は最高会議(国会)の選挙運動を行う準備ができていると発言した。
ラズムコウ新党首は、人民奉仕者党は党大会を行う予定であり、「私たちは、人民奉仕者党から出馬する候補者の基準を定めている。それらの多くは、(大統領)選挙中にあなた方が見てきた課題や視点と相互に関わるものだ」と発言した。
なお、ゼレンシキー大統領系の政党「人民奉仕者党」は、これまでイヴァン・バカーノウ氏が党首を担っていたが、5月22日、ゼレンシキー大統領は、バカーノウ氏を保安庁第一副長官に任命していた。