米国の対露忍耐は「尽きつつある」=ストゥブ・フィンランド大統領
フィンランドのストゥブ大統領は、29日に米国のトランプ大統領と会談した後、米国のロシアに対する忍耐は「尽きつつある」と発言した。
30日のストゥブ大統領のロンドンにおける記者会見時の発言をYleが報じた。
トランプ氏との会談後、ストゥブ氏は、米国のロシア関連の忍耐は「尽きつつある」との印象を口にした。
ストゥブ氏とトランプ氏は、米フロリダで非公式会談を行っていた。
ストゥブ氏は、ウクライナにおける戦争の停戦のための期限を設けることを提案している。
また同氏は、トランプ氏と4月20日を停戦開始とすることについて協議したと伝えた。
同氏はさらに、停戦維持を確保するためには、ロシアが停戦を受け入れない、ないし、違反する場合の効果的な制裁メカニズムを作ることが必要だとの見方を示した。
写真:ウクライナ大統領府