ウクライナ大統領府、航空機撃墜事件の証拠となる写真を公開
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イランにおけるウクライナ航空機撃墜事件の政治的作業は終わったが、ウクライナの専門家は、引き続き必要な司法手続き実施のために作業を行う。
11日、ウクライナ大統領府がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「ウクライナの専門家チームの作業により集められた情報を根拠に、私たちは、捜査が客観的かつ短い期間で行われていると理解するだけの十分なデータを有している。作業の政治的部分は終了した。私たちの専門家は、あらゆる必要な司法手続きを実施すべく、作業を継続する」と書かれている。
大統領府は、事件関連の写真を公開した。
大統領府は、国家安全保障国防会議(NSDC)直轄で設置された航空機事件捜査対策本部が、必要な情報を全て得ていると強調し、イランに滞在するウクライナの専門家には、プロセス分析のための全ての動画、写真、その他の証拠品が提供されていると伝えた。
これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。
イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。