219中170の国境検問地点を一時的閉鎖 イタリアとの航空便全面停止=政府決定

ウクライナ政府は、3月12日から、全219の国境検問地点の内、170を一時的に閉鎖し、49地点のみを利用可能とする。

11日、デニス・シュミハリ首相が記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シュミハリ首相は、「明日から、219の国境検問地点中49地点を稼動させる。残りは、市民・車両の利用に対して閉鎖される」と発言した。

首相はまた、空港の通過検問に関しては、特別体制がしかれると述べた。

記者から、東部の統一部隊作戦圏の被占領地との間の通過検問地点に関して質問があると、首相は、「それらを完全に封鎖することはできない。しかし、強化方策が施行されている。一部は封鎖された」と答えた。

また、首相は、ウクライナはイタリアとの航空便を実質的に停止したとし、「今日、決定が行なわれ、航空会社が既に実現を始めている。それは実質的にはイタリアとの間の航空便のキャンセルだ」と発言した。