露宇紛争解決協議はノルマンディ・フォーマットの全4国のみで可能=ウクライナ外務省

ロシア・ウクライナ武力紛争解決の協議は、ノルマンディ・フォーマットの全4国(独仏宇露)によってのみ実施可能であり、ロシアの提案するような3国では行えない。

29日、オレフ・ニコレンコ外務報道官がウクルインフォルムに伝えた。

ニコレンコ報道官は、「私たちの立場は、ウクライナについてはウクライナ抜きでは何もできない、というものだ。ロシア・ウクライナ武力紛争解決の協議は、ノルマンディ・フォーマットの4国、ウクライナ、ドイツ、フランス、ロシアの首脳の参加によって行われる。私たちは、ノルマンディの縮小構成ではなく、完全な構成によってのみ、平和的情勢解決の重要な問題、何より、完全かつ包括的な停戦の確保の問題にて、進展が達成できると確信している」と発言した。

報道官はまた、東部にてウクライナ側への攻撃激化を受けて、ウクライナ首脳陣はノルマンディ4国の首脳級および首脳補佐官級の協議を活性化させる努力をしていると伝えた。

これに先立ち、ロシア連邦のドミトリー・ペスコフ大統領報道官が、ロシア、ドイツ、フランスの3国首脳によるウクライナ東部の情勢激化のビデオ協議が準備されていると発言していた。