ウクライナとクロアチア、宇のEU加盟を支持する宣言に署名
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ウクライナとクロアチアは8日、ウクライナの欧州連合(EU)加盟展望を支持する宣言に署名した。
ゼレンシキー大統領とキーウ(キエフ)訪問中のブレンコヴィチ・クロアチア首相が署名した。
ゼレンシキー大統領は記者会見時、「ウクライナの欧州・欧州大西洋願望を支持するクロアチアの積極的な立場を評価している。今日のウクライナの欧州展望支持共同宣言への署名は重要だ」と発言した。
さらに大統領は、クロアチアは、同様の共同宣言をウクライナと署名した6か国目の国だと指摘した。
ブレンコヴィチ・クロアチア首相は、同国はウクライナの欧州願望を支持しているとし、「今日クロアチアが署名したウクライナの欧州展望支持宣言は、私たちが長年実践してきたことである。私たちは、ウクライナの欧州イニシアティブを支持しており、ウクライナ国内改革プロセスを支持しており、それがウクライナ人の生活の質を改善するための最善の手段だと思っている」と発言した。
同首相はまた、他の多くのEU加盟国も後に続くことへの期待を表明した。
また首相は、ウクライナは国連加盟国の中で30年前にクロアチアの独立を認めた最初の国であると指摘し、「私たちは、クロアチアにて、この事実を高く評価し、敬意を払っている。その事実は、両国関係の発展にとって重要な前提条件なのだ」と強調した。
なお、ウクライナの欧州願望(EU加盟願望)を支持する共同宣言は、これまでにポーランド。ラトビア、リトアニア、エストニア、スロバキアがウクライナとともに署名している。