ウクライナ外務省、露外交官のウクライナからの「退避」情報は得ていないとコメント
同国に駐在するロシア連邦の大使館など公館で勤務する外交官がウクライナから退避したとする報道につき、ウクライナ外務省は、ロシア側からそのような情報は受け取っていないとコメントした。
18日、ニコレンコ・ウクライナ外務報道官がウクルインフォルムにコメントした。
ニコレンコ氏は、「外務省はロシア側から、ロシア連邦在外公館職員のウクライナからの退避に関する情報は受け取っていない。ウクライナにおけるその他の国大使館もまた、自らの職員を避難させる意図は報告していない」と発言した、。
同氏はまた、ウクライナ外務省は現在ロシア連邦領におけるウクライナの外交官の避難を計画していないと述べ、モスクワ、サンクトペテルブルク、ロストフ・ナ・ドヌー、エカテリンブルク、ノヴォシビルスクのウクライナ在外公館は通常通り業務を行っていると発言した。
また、1月18日、ロシア連邦外務省は、在ウクライナ・ロシア大使館は通常通り業務を続けていると発表している。
これに先立ち、米ニューヨークタイムズ紙は、関係者発言として、ロシア連邦がウクライナ領から外交官とその親族の退避を開始したと報じていた。