ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と「ウクライナ人とロシア人は兄弟民族」発言につき対話を予定

ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、マクロン仏大統領がウクライナ人とロシア人は兄弟民族であるとし、またロシア軍の行動を「ジェノサイド」と呼ぶことに慎重な姿勢を示したことにつき、同大統領と話す予定だと発言した。

ゼレンシキー大統領が、キーウ(キエフ)を訪問したポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアの4か国の大統領との共同記者会見時に記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「正直なところ、私は、フランス大統領から何も聞いていない。その発言が本当なら…。私たちは、細部を一切見失ってはならず、そのようなことは私たちには非常に苦しいものだ。そのため、私は、今日彼とその件について話すべく、あらゆることを必ず行う。今日でなければ明日、彼が時間を見つける時に話す」と発言した。

これに先立ち、マクロン仏大統領が、フランス2局へのインタビュー時に、ロシアのウクライナに対する戦争で行っている行為を「ジェノサイド」と呼ぶことに慎重な姿勢を示した他、ロシア人とウクライナ人は「兄弟民族」だなどと発言していた。

写真:大統領府