ゼレンシキー宇大統領、EUの第7対露制裁パッケージの採択を主張

ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、欧州連合(EU)による第7対露制裁パッケージの採択を訴えた。

ゼレンシキー宇大統領がキーウを訪問したフランス、ドイツ、イタリア、ルーマニアの首脳との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「EUの新しい制裁行為について話した。それは平和回復のために必要だ。第7制裁パッケージが合意されないといけない」と発言した。

同氏はまた、4国の首脳と戦後のウクライナの復興についても詳細に協議したとし、「私たちは、それについて記者会見後にも議論を続ける。また、ロシアがウクライナ、ウクライナ国民、ビジネス、私たちの企業にもたらした全ての損失の賠償の作業についても協議する。私たちの国はそれについて非常に活発に作業している」と発言した。

なお、16日、マクロン仏大統領、ショルツ独首相、ドラギ伊首相、ヨハニス・ルーマニア大統領がキーウを訪問し、共同記者会見時に4国がウクライナへのEU加盟候補国地位の付与を支持していると表明した。

写真:大統領府