デンマークとオランダ、ウクライナへのEU加盟候補国地位付与への支持表明
コフォズ・デンマーク外相は17日、クレーバ宇外相に対して、デンマークはウクライナへの欧州連合(EU)加盟候補国地位付与を支持すると伝えた。
クレーバ外相がツイッター・アカウントで報告した。
クレーバ外相は、「私は、イェッペ・コフォズ外相と話をした。彼は、デンマークはウクライナへのEU加盟候補国地位付与を支持すると明言した。私は彼に、その決定は、今前線にいるものを含め、ウクライナ国民一人一人を鼓舞するものとなると述べた」と書き込んだ。
また、17日、オランダのニュースサイトADは、フックストラ・オランダ外相が同国政府はウクライナへのEU加盟候補国地位の付与を支持していると発言したと報じた。
報道には、「オランダ政府は、ウクライナへのEU加盟候補国地位の付与を支持している。同時に、フックストラ蘭外相は、ウクライナが実際に加盟するには『数十年』かかる可能性があると発言した」と書かれている。
フックストラ氏は、加盟を望む国は全て、複数の障害を克服しなければならないとし、とりわけウクライナは、法の支配の原則を著しく改善する必要があると伝えた。
これに先立ち、欧州委員会は17日、ウクライナとモルドバに対してEU加盟候補国地位を付与することを勧告した。これを受けて、23、24日、欧州理事会が同地位を両国に付与するかどうかを決定する。