ウクライナ国会、女性に対する暴力・家庭内暴力防止のイスタンブール条約を批准
ウクライナの最高会議(国会)は20日、女性に対する暴力と家庭内暴力の防止と撲滅に関する欧州評議会条約(イスタンブル条約)を批准した。
ジェレズニャク最高会議議員(声党会派)がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ジェレズニャク氏は、「議会は(法案)第0157のイスタンブル条約(女性に対する暴力と家庭内暴力の防止と撲滅に関する)の批准を支持した」と書き込んだ。
なお、同批准法案は、ゼレンシキー大統領が提出したもの。
条約は、2011年にイスタンブルで署名されたものであり、暴力防止、犠牲者保護、犯罪者が無罪となることを防止することを目的としている。
ウクライナは、2011年11月7日にイスタンブル条約に署名していたが、批准はこれまで行ってこなかった。