ゼレンシキー宇大統領、仏外相にさらなる対露制裁の発動を呼びかけ

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ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、キーウ(キエフ)を訪問したコロンナ仏外相と会談した。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー氏は、「今重要なことは、欧州連合(EU)の主要国の1つであるフランスから、ロシア連邦が銃口を突きつけて実施した偽『住民投票』に関して非常に強力なシグナルが出ることだ。それへの対応は言葉によるものであってはならない。私たちは、ロシア連邦がその人工的な『住民投票』を認める場合、第8対露制裁パッケージにおける明確な制裁や、別個のシグナルを期待している。また、北大西洋条約機構(NATO)加盟国も、全世界に対して、彼らが欧州大陸の全ての国の安全を保証していることを示さねばならない」と発言した。

また、同氏は、ウクライナの領土一体性の回復は最新の武器なくしては不可能だとし、フランスが過去数か月ずっと提供してきた防衛支援を評価していると発言した。

同氏は、「カトリーヌ・コロンナ欧州・外務相がウクライナを訪問してくれたことに感謝している。私たちにとっては、フランスがウクライナの隣に必要なだけずっと居続けてくれることを知ることが重要なのだ」と発言した。