仏蘭・中欧の首脳、ロシアのウクライナ併合の試みを非難

30日、マクロン仏大統領は、ロシアによるウクライナ領の違法「併合」の発表を非難した。

マクロン大統領がツイッター・アカウントに書き込んだ

マクロン氏は、「私は、ロシアによるウクライナ領のドネツィク州、ルハンシク州、ザポリッジャ州、ヘルソン州の違法併合を強く非難する。それは国際法とウクライナ主権の深刻な侵害である」と発言した。

さらに同氏は、「フランスは、それに反対するとともに、ウクライナがロシアの侵略に対抗できるよう、そしてウクライナが自国領全域で自らの完全な主権を回復できるよう支え続ける」と書き込んだ。

オランダのルッテ首相は、ツイッター・アカウントに、オランダはロシアによるウクライナ領の「併合」を決して認めないと書き込んだ

ルッテ首相は、「それは違法な併合だ。それは、プーチンの戦争のさらなるエスカレーションだ。それは、ウクライナ主権への攻撃であり、つまり欧州の安全への攻撃だ。完全に明確にさせて欲しい。オランダは、その併合を決して認めないし、私たちはEUとともに新たな制裁のために活動している」と書き込んだ。

同日、チャプトヴァー・スロバキア大統領は、ブラチスラバでの記者会見時、ロシアのウクライナ領土の違法併合はエスカレーションを起こしており、偽「住民投票」は完全に違法であったと発言した。そして、同氏は、「スロバキアは、そのような領土の強奪を認めない。その行為は国際法に違反している」と強調した。

ノヴァク・ハンガリー大統領は、ハンガリーはウクライナ、同国の主権と領土一体性を支持しているとし、「私たちは併合とロシアの侵略に同意することはできない」と発言した。

写真:大統領府