在ウクライナ日本大使館、5日からキーウで再開
日本外務省は、本年3月2日に一時閉鎖していたキーウの在ウクライナ日本国大使館を10月5日に再開させると発表した。
日本外務省ウェブサイトに関連の報道発表が掲載された。
発表には、10月5日にキーウの在ウクライナ日本国大使館を十分な安全対策を講じた上で再開すると書かれている。また、同時に、安全対策の観点から最小限の職員数で勤務を再開するため、当面の大使館業務については、情報収集やウクライナ政府をはじめとする各国との連絡・調整等に限定する予定だと説明されている。
領事業務については、今後もワルシャワの在ポーランド日本国大使館や同国内の在ウクライナ大使館ジェシュフ連絡事務所にて対応するという。
なお、在ウクライナ日本国大使館は、本年2月24日にロシアのウクライナ全面侵攻が始まった後、3月2日にキーウの大使館を一時閉鎖し、さらに3月7日に西部リヴィウに開設していた連絡事務所の大使館員をポーランドに退避させ、在ポーランド日本国大使館とジェシュフ連絡事務所を拠点として大使館業務を行っていた。
なお、他のG7各国の大使館は、英国、フランス、イタリア、EUが4月に、ドイツ、カナダ、米国が5月にキーウでの業務を再開させていた。