ウクライナ対日友好議連、日本の外務副大臣、国会議員、有識者と会談
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日本を訪問しているウクライナ最高会議(国会)の対日友好議連代表団(団長:ハリーナ・ミハイリューク議員)は、18、19日、日本外務省の山田副大臣や、日本側友好議連メンバー、日本の有識者などと会談した。
18日の山田外務副大臣との会談は、日本外務省がウェブサイト上で公表した。
発表によれば、山田外務副大臣は、「日本と日本国民は祖国と民主主義を守るために闘うウクライナ国民と共に」あるとし、また「ロシアによる侵略を一刻も早く止めさせるべくG7を始めとする国際社会と引き続き結束して取り組んでいく」と伝えた上で、ロシアの対ウクライナ侵略を強く非難した。
ウクライナ対日友好議連代表団からは、これまでの日本の対ウクライナ支援への謝意が表明された他、ウクライナ情勢や最高会議の活動の説明が行われた。
またミハイリューク最高会議議員は19日、フェイスブック・アカウントにて、同日の会談として、日本側の森英介議員率いる対ウクライナ友好議連の議員、また立憲民主党や公明党の幹部とも面会を行ったと報告した。
ミハイリューク氏は、協議したのは、国際法基盤を維持した上での平和保障、ウクライナによる主権・領土一体性の防衛、日本による経済・インフラ復興支援(特にエネルギー分野)が日本側との協議の中心的内容だったと伝えた。
その他、岡部芳彦神戸学院大学教授は19日、ツイッター・アカウントで、対日友好議連代表団が、在日ウクライナ大使館にて、ウクライナ研究会会長である岡部氏、副会長の東野篤子筑波大学教授、日本の元駐ウクライナ大使である黒川祐次氏、天江喜七郎氏、角茂樹氏、倉井高志氏4名と会談したと報告した。
なお、ウクライナ最高会議の対日友好議連所属議員5名からなる代表団は、今月15日から訪日を始めている。