ウクライナ外務省、中国に「何も起きてないかのようなふりをするのは正しくない」
ウクライナ外務省は、中国外務省がキーウ(キエフ)への露軍無人機攻撃を知らないと発表したことにつき、コメントした。
ニコレンコ宇外務報道官がフェイスブック・アカウントにコメントを書き込んだ。
ニコレンコ氏は、「中国外務報道官は、ロシア無人機のキーウ攻撃について何も知らないと発言している。私には、ウクライナに滞在する中国大使が自国政府にウクライナ首都への攻撃を報告していないことを想像するのは難しい。在北京ウクライナ大使館も、中国外務省にウクライナにおけるロシアの犯罪について情報を定期的に送っている」と発言した。
そして同氏は、世界中が話していることに関して、何も起きていないかのようなふりをするのは正しくないと指摘した。
さらに同氏は、外務省は、中国が、国連安保理常任理事国として、より活発な役割を果たすことを期待していると述べた。また、「民間人に対する蛮族的犯罪を非難する話の際に、妥協やら政治的ニュアンスやらはあり得ない」と指摘した。
これに先立ち、19日、王中国外務報道官は、10月17日のキーウへの無人機攻撃を中国外務省は把握していないと発言していた。