ゼレンシキー宇外相、ギリシャ外相と会談 支援につき謝意
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ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、キーウを訪問したギリシャのデンディアス外相と会談し、同国の対ウクライナ支援につき謝意を伝えた。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ゼレンシキー氏は、「これはデンディアス・ギリシャ外相の全面的侵攻開始以降3回目のウクライナ訪問である。ギリシャ政府と同国社会のサポートに感謝している。特に、歩兵戦闘車のウクライナへの供与決定についてだ」と書き込んだ。
同氏はまた、ウクライナの欧州連合(EU)加盟候補国地位付与の決定採択の際のギリシャの支持につき謝意を伝えた。
さらに同氏は、「私たちには、あらゆる挑戦を克服する上で、ギリシャのウクライナ支持が重要だ。そして、私たちはその支持を感じている」と強調した。
また、ウクライナ大統領府広報室は、同会談につき、ゼレンシキー氏とデンディアス・ギリシャ外相が、ウクライナ支援強化、対露制裁強化、ロシアの犯罪への国際社会の連帯した強固な対応維持、といった二国間連携についても協議を行ったと公表した。
発表によれば、ゼレンシキー氏は、ユネスコ世界遺産リストへのオデーサ市歴史的中心地の追加を目指すウクライナのイニシアティブへの支持に謝意を伝えた。
ゼレンシキー氏はまた、ロシアによるミサイル攻撃の被害につき、エネルギーインフラ含む、冬季を前にした重要インフラの破壊について報告した。同時に同氏は、「しかし、敵は私たちの民の意志を破壊することはできない」とも伝え、さらにエネルギーインフラをはじめとする、ウクライナの復興へのギリシャの参加を呼びかけた。