バイデン米大統領、共和党議員による対ウクライナ支援削減可能性を懸念

バイデン米大統領は、11月8日に予定される中間選挙にて共和党が米国国会の上院・下院のいずれかだけでも過半数を取った場合の、米国の対ウクライナ支援の展望に懸念していると発言した。

20日、米CNNが報じた

バイデン氏は、ピッツバーグ滞在時、記者から共和党の選挙勝利の際の対ウクライナ支援の展望について質問されると「ええ、彼らはそれを削減すると述べていたため、私はそのことについて心配している」と発言した。

これに先立ち、数日前にケヴィン・マッカーシー下院共和党議員が、米国にはウクライナ支援の他にも重要なことがあると発言していた。同議員は、「私は、人々は白紙委任状をウクライナに出すことはないだろうと思っている。(中略)(バイデン政権が)国内で行っていないことは他にもある。(中略)ウクライナは重要だが、しかし同時にそれは、彼らが行う唯一のことであってはならないし、白紙委任状であってはならないのだ」と発言していた。

写真:ホワイトハウス