バイデン米大統領「対ウクライナ支援は、ウクライナ人だけに関わるものではない」
バイデン米大統領は、米国がロシアの侵略と戦うウクライナへの支援に資金と努力を費やす理由を説明した。
バイデン大統領がMSNBCへのインタビュー時に発言した。
バイデン氏は、マッカーシー共和党議員による、対ウクライナ支援額を減らすべきとする発言に答える形で、「ええ、私たちは、多くの資金をウクライナの人々への支援へと費やしている。しかし、それはウクライナのことだけのことではなく、北大西洋条約機構(NATO)、西欧のことでもあり、プーチンにその汚れた行為にて成功を達させないためのことでもあるのだ」と発言した。
これに先立ち、バイデン米大統領は、11月8日に予定される中間選挙にて共和党が米国国会の上院・下院のいずれかだけでも過半数を取った場合の、米国の対ウクライナ支援の展望に懸念していると発言していた。
また、マッカーシー下院共和党議員は、米国にはウクライナ支援の他にも重要なことがあると発言していた。同議員は、「私は、人々は白紙委任状をウクライナに出すことはないだろうと思っている。(中略)(バイデン政権が)国内で行っていないことは他にもある。(中略)ウクライナは重要だが、しかし同時にそれは、彼らが行う唯一のことであってはならないし、白紙委任状であってはならないのだ」と発言していた。
写真:バイデン米大統領(ツイッター)