ショルツ独首相「団結した欧州がプーチン氏に対峙している」

ドイツのショルツ首相は21日、欧州はウクライナ支持で引き続き一致していると発言した。

ショルツ独首相が2日間の欧州理事会会合後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ショルツ氏は、「欧州は一緒に立っている! 私たちは共にウクライナの側にいる。私たちは共にプーチンとロシアの侵略に退治している。私たちは、共にロシアの侵攻の被害と高いエネルギー価格を克服することで団結している」と発言した。

同氏はまた、欧州理事会会合は、欧州が団結しており、ウクライナの防衛を政治的、人道的、財政的、そして武器で持って支援し続ける決意に満ちていることを示したと強調した。さらに同氏は、ウクライナが重要インフラへの攻撃を受ける中、同国にとっての現在の優先課題は、ロシアからの各都市の住民を守るための防空となっていると指摘した。その際同氏は、ドイツは先週にもウクライナへと最新の防空システムを供給したし、これまでには戦車「ゲパルド」を提供してきたことを喚起した上で、「それこそが今必要なものだ」と発言した。

同氏はその他、民間人への意図的な攻撃は戦争犯罪だると発言した。キーウやバルト諸国がロシアのための国際法廷の設置を呼びかけていることについて質問されると、ショルツ氏は、ドイツ政府は、ブリュッセルにて採択される決定に反映される立場を支持しているとし、それは「国際刑事裁判所(ICC)があり、それが自らの課題を有しており、同裁判所を強化せねばならない」というものだと指摘した。