クリミア・プラットフォーム首脳会談、2023年も開催へ
ゼレンシキー宇大統領は1日、クリミア・プラットフォーム第1回議会サミット開催の総括会議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで発表した。
ゼレンシキー氏は、「クリミア・プラットフォーム第1回議会サミットの総括が行われた。サミットの参加者全員の立場は『クリミアはウクライナである』という明確かつ透明であり、ロシアによるクリミア併合の試みは、国際法規範への著しい違反であり、国際社会に決して認められるものではないものだ」と発言した。
同氏はまた、ウクライナのロシア侵略に対する戦いは、民主的価値を巡る戦いであるとし、民主的世界に対して団結とサポートにつき謝意を表明した。
また大統領府広報室は、今回の総括会合に関する発表にて、10月24〜26日にクロアチア・ザグレブで開催されたクリミア・プラットフォーム議会サミットには、42か国の黒海代表者と国際機関などの5つ議員総会議長が参加したと報告した。また、同サミットにて、共同宣言が採択されたことが報告された。
さらに同会合にて、ウクライナ領クリミアの再統合・復興・発展モデルにつき協議されたとし、同モデルは、クリミアが一時的占領から解放されたら速やかに適用されるよう、準備しておかねばならないものだと書かれている。
その他、会合参加者たちが2023年にクリミア・プラットフォーム第3回首脳会談を開催することを決定したと発表された。
これに先立ち、8月23日、ウクライナ主導で第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談が開催されていた。加えて、10月24、25日、クロアチア・ザグレブにて、第1回クリミア・プラットフォーム議会サミットが開催されていた。日本からは、細田衆議院議長がビデオメッセージを送った。参加者たちは、同議会サミットにて、共同宣言を採択している。