ショルツ独首相、バイデン米大統領とロシア・ウクライナ情勢を協議

ドイツのショルツ首相は6日、米国のバイデン大統領と電話会談を行い、ロシア・ウクライナ情勢やショルツ首相の中国訪問につき協議した。

ビュヒナー独政府副報道官が発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ビュヒナー氏は、「首相と大統領は、ロシアからのウクライナにおける電力供給施設をはじめとする民間インフラへの長引く攻撃を非難した。また、ロシアによる脅迫や、ロシアからウクライナに対するいわゆる『汚い爆弾』使用の無根拠な非難についても話し合われた。双方とも、可能な範囲でのウクライナへのサポートの継続への決意を確認した。ゼレンシキー大統領による公正な平和への呼びかけは、完全な支持を得ている」と発言した。

同氏はまた、ショルツ首相はバイデン大統領に対して、北京訪問の推移と結果を報告したと伝えた。同氏は、「双方は習中国国家主席による、核兵器使用と同使用による脅迫に反対する明確な発言を認めた」と発言した。

これに先立ち、ショルツ独首相は、4日に中国を公式訪問していた。