「ヘルソン産スイカはまだ食べていないが、とても食べたい」=ゼレンシキー宇大統領、解放されたヘルソン市にて
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ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ロシアの占領から解放されたヘルソン市を訪れ、同訪問の気持ちを記者団に伝えた。
ゼレンシキー大統領がヘルソン市での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私は幸せだ。私は、私たちがヘルソンにいることが幸せだ。あなた方も人々の反応を見ているだろう。私は、それも答えだと思っている。私たちは、人の反応までは用意していない。人々はウクライナ軍を、私たち皆を待っていた。私に何が言えるだろうか? 偉大な日だ。私たちの戦士の素晴らしい仕事だ」と発言した。
同氏はまた、自身が解放されたヘルソン市をはじめ、脱占領後の領土を訪問することの重要性を強調した。同氏は、「皆がリスクを追っている。軍人もそうだし、記者もそうだ。私たちは、ヘルソンについて話しているのであり、だから、彼らが私たちが話していること、約束していることだけでなく、私たちが確かに戻ってきていること、本当に国旗を掲げていることを感じられるようにするために、私たちはここで話すべきだし、ここでヘルソン市民を支えるべきなのだ。そして、単純に、人々から感情とエネルギーを受け取りたいというのもある。それもまた重要だ」と述べた。
さらに同氏は、まだヘルソン産のスイカは食べていないとしつつ、ただし、とても食べたいと思っていると発言した。
写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム
なお14日、ゼレンシキー宇大統領は、ロシア軍から解放されたウクライナ南部ヘルソン市を訪れ、国旗掲揚式に出席した。ヘルソン市は、3月2日にロシア軍に占領されたが、11月11日にウクライナ軍が解放していた。
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