米CIA長官、ウクライナ訪問=報道
米CNNの報道により、バーンズCIA長官が15日、ゼレンシキー宇大統領などと会談するためにキーウを訪れていたことがわかった。
CNNが米国関係者の情報をもとに報じた。
関係者によれば、バーンズ氏は15日のロシアのウクライナに対する大規模ミサイル攻撃の際は、米大使館の敷地内の安全な場所に滞在していたという。
なお、バーンズ氏のキーウ訪問は、14日のアンカラにおけるロシアのナルイシキン対外情報局長官との会談後に行われている。また、バーンズ氏のキーウ訪問が判明したのは、過去1か月以内で2回目となる。
同関係者は、バーンズ氏はキーウ訪問時、ナルイシキン氏に伝えた、ロシアの核兵器使用に対する米国の警告について協議した他、米国によるロシアの侵略と戦うウクライナに対する支援提供のコミットメントを確認したという。
なお、バーンズ氏は、11月初頭に、ゼレンシキー大統領らウクライナ政権関係者と会談するために、すでにウクライナを非公式に訪問したことがわかっている。
また、ロシア軍は、15日にウクライナ全土を大規模にミサイル攻撃をしており、電力インフラや民間住宅への着弾が確認されている。