露軍の対ウクライナミサイル攻撃でモルドバも停電 大統領「モルドバの道は自由世界へ向かう」

モルドバのサンドゥ大統領は、23日にロシア軍がウクライナの電力インフラをミサイルで攻撃したことで、モルドバでも停電が生じたことを受けて、コメントを公開した。

サンドゥ大統領がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

サンドゥ氏は、「ロシアはモルドバを闇に置き去りにした。ロシアの対ウクライナ戦争は、人々を殺し、建物とエネルギーインフラを壊している。ウクライナでは攻撃が続いている。人々は、瓦礫から怪我人を引き出している。彼らは亡くなった愛する人々のことを嘆いている。人々の命は取り戻すことができない。しかし、電力供給は復旧できる。私たちは、技術的な問題を解決し、また光を受け取ろう。全ての国家機関がそのための作業をしている」と書き込んだ。

同氏はまた、「私たちは、私たちを光と暖房のない中に置き去りにし、他者を貧困と侮辱の中に保つためだけに意図的に人々を殺す政権を信頼することはできない。今どんなに苦しかろうが、私たちの唯一の道、モルドバの未来の道は、自由世界に向かって続かねばならない」と強調した。

これに先立ち、11月23日、ロシア軍が、再びウクライナの電力インフラを攻撃していた。この際、モルドバの複数の地区でも停電が生じていた。

写真:tv8.md