北欧・バルト7か国外相がウクライナ訪問 シュミハリ首相はSWIFTからの全ての露銀行遮断に期待
写真
28日、北欧・バルト7か国の外相がウクライナを訪問した。シュミハリ宇首相は、外相たちとの会談時に、ウクライナは第9対露制裁パッケージにて、ロシアの全ての銀行がSWIFT(国際銀行間通信協会)から遮断されることを期待していると伝えた。
シュミハリ首相が、テレグラム・チャンネルにて伝えた。
シュミハリ氏は、「今日、ウクライナにエストニア、アイスランド、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの7か国の外相が到着した。私たちの会談の基本議題は、武器、財政、侵略国に対する制裁だった」と報告した。
同氏はまた、ウクライナは第9対露制裁パッケージにて、ロシアの全ての銀行がSWIFTから遮断され、またロシア国民のEUへの渡航が禁止されることを期待していると伝えたと書き込んだ。
またエネルギー分野とロシアによる重要インフラへの砲撃についても協議されたという。
シュミハリ氏は、「北欧・バルトの国々に対し、エネルギー機材の支援につき、謝意を伝えた。その支援は、ウクライナ人が不屈であり続け、ロシアの蛮行的侵略に対して戦い続けるのに役立つものだ」と強調した。
なお、28日、リンケービッチ・ラトビア外相が、ツイッター・アカウントにて、エストニア、リトアニア、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの外相とともに、今後のウクライナ支援について協議するためにキーウへ到着したと報告していた。