ゼレンシキー宇大統領、今冬の「平和の公式」サミット開催主導を発表

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ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ウクライナが提案している「グローバル平和の公式サミット」を今年の冬の開催を主導すると発表した。

ゼレンシキー大統領がサッカーワールドカップの決勝戦の前に公開するために準備し、自身のインスタグラム・アカウントに公開した動画にて発言した

ゼレンシキー氏は、「このワールドカップは、様々な国、様々な人が、火遊びでではなく、公正な試合で誰が最も強いかを決めることができることを何度も繰り返し証明している。赤の戦場ではなく、緑の競技場でだ。それは、多くの人の夢である! プレーヤーが競っている時も、人々は平和を楽しんでいる」と発言した。

同氏はまた、ウクライナは何よりも平和を望んでいると強調した。

そして、同氏は、「私たちは、世界に対して完全に公正な『平和の公式』を提案した。私たちがそれを提案したのは、戦争にはチャンピオンはいないからであり、引き分けはあり得ないからだ。つまり、私は、今冬の『グローバル平和の公式サミット』の招集を主導することを発表する。世界の全ての人々をグローバルな平和というアイデアの周りに団結させるサミットをだ」と発言した。

同氏は、戦争は失敗しなければならず、平和がチャンピオンにならなければならないと指摘し、「世界戦争ではなく、世界大会だ。それは可能だ!」と強調した。

加えて同氏は、ウクライナと平和の再生のための努力を支えるよう、そして「グローバル平和の公式サミット」へ加わるよう呼びかけた。そして、同氏は、「決勝戦と戦争の終わりを一緒に見ようではないか」と発言した。

これに先立ち、ウクライナ大統領府は、FIFAに対して、12月18日のサッカーワールドカップ2022の決勝戦アルゼンチン対フランスの応援をする人々に向けて、ゼレンシキー大統領がオンラインで呼びかけを行えるようにすることを要請。しかし、FIFA側は、この要請を断ったことが判明している。

写真:大統領府