ウクライナの領土一体性に関する妥協は受け入れられない=宇クリミア問題政権代表

ウクライナ政権でクリミア政策を統合的に扱うクリミア自治共和国ウクライナ大統領代表部のタシェヴァ常駐代表は23日、ウクライナにとって領土一体性に問題に関する妥協はどのようなものも受け入れられないと発言した。

タシェヴァ・クリミア代表がトルコにおけるイベント「クリミアの日」オープニングの際に発言した。同代表部がテレグラム・チャンネルにて伝えた

タシェヴァ氏は、「ロシアは、占領するクリミアを大陸側ウクライナへの攻撃のための前進拠点として利用している。そのため、ウクライナ人や、トルコの人々と繋がりのあるクリミア・タタール人を助けるためには、私たちは半島から占領者を追い出さないといけない。私たちの軍事・政治的幹部は、私たちにはウクライナの領土一体性について妥協はあり得ないと繰り返してきた。そのため、ウクライナの勝利は、自国の全ての領土の奪還なのだ」と発言した。

同氏はまた、トルコに対して、クリミア・プラットフォームの活動への積極的な参加、「黒海穀物輸送イニシアティブ」への支持、先住民クリミア・タタール人への支援提供につき謝意を伝え、さらにエルドアン・トルコ大統領に対しては、第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談への参加についても感謝の言葉を述べた。

なお、トルコのイスタンブル工科大学で「クリミアの日」のオープニングが開催された。行事は、イスタンブルと、トルコのクリミア・タタール人ディアスポラが多く住むエスキシェヒルで開催されるという。