武器供与に関するタブーの時間が終わったことにつき同盟国を説得できた=クレーバ宇外相
ウクライナのクレーバ外相は5日、ウクライナの外交官たちは、武器供与に関するタブーの時間は終わったということにつき、同盟国を説得できたと発言した。
クレーバ外相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
クレーバ氏は、「その一貫した作業とウクライナ軍やウクライナの全ての防衛戦力の英雄的活躍のおかげで、大統領の外交チームは、『武器に関するタブーの時は終わった』ということにつき、同盟国を説得できたのだ。私たちは決定的局面に入る」と書き込んだ。
同氏はまた、この地点から、武器に関する良いニュースが「今後もどんどん」波状的に現れるだろうと強調した。
そして同氏は、「そして、そのようなニュースが出る度に、クレムリンの歯軋りや露テレビの鳴き声がさらに強まっていくのだ。他方で私たちは、今年を勝利の年とすべく、ウクライナと私たちの防衛者の日々の強化のためにチーム一丸で作業を続けていく」と指摘した。
その他、イェルマーク宇大統領府長官も、テレグラム・チャンネルにて、今後西側パートナー国の武器の供与は増えていくと指摘した。
イェルマーク氏は、「ウクライナは、米国、ドイツ、フランス、英国から、真に大きな支援を受け取っているし、今後も受け取る。その支援は、私たちが領土全てを取り戻すのを助ける。1991年の国境が、私たちの目的だ」と発言した。
これに先立ち、5日のショルツ独首相とバイデン米大統領と電話会談後、両首脳は、ドイツ政府はウクライナに歩兵戦闘車「マルダー」と防空システム「パトリオット」を、米国政府は歩兵戦闘車「ブラッドレー」を提供する意向があると発表していた。
写真:外務省