欧州議会、ドイツに対して戦車レオパルド2をウクライナに提供するよう要請

欧州議会は18日、ドイツのショルツ首相に対して、ウクライナに対する主力戦車レオパルド2提供の呼びかけを含む、2022年の共同安全保障・国防政策履行報告書を採択した。

欧州議会広報室が公表した

発表には、「459人の賛成、93人の反対、85人の留保により水曜日に採択された2022年の共同安全保障・国防政策履行年次報告書(CSDP)では、議員たちは、ウクライナのために現代的武器と次世代防空システムの速やかな供給を呼びかけ、またショルツ独首相にはウクライナへと主力戦車レオパルド2をこれ以上の遅滞なく提供することを呼びかけた」と書かれている。

また議員たちは、ウクライナは国際的に認められた国境内の領土一体性を守っており、この戦争で勝利するために緊急に重火器を必要としていると指摘した。

その他発表によれば、同日欧州議会はもう1つの報告書を採択しており、そちらではEUと加盟国に対して、ウクライナに対する軍事、政治、人道支援を増加し、またロシアの脅威に対抗する自らの防衛能力を強化するよう呼びかけられているという。同報告書では、407人が賛成、92人が反対、85人が留保したとのこと。