パヴェル・チェコ新大統領、ウクライナ訪問へ意欲

チェコの大統領選挙にて新大統領に選出されたペトル・パヴェル氏は、チャプトヴァー・スロバキア大統領とともにウクライナを訪問する意欲を示している。

スロバキアのプラヴダが報じた

報道には、パヴェル氏は29日にゼレンシキー宇大統領に電話をし、チャプトヴァー・スロバキア大統領とウクライナを訪問することを提案すると書かれている。

また、チャプトヴァー氏も本件を肯定的に検討しているのだという。

訪問時期は明らかになっていない。

その他、ゼレンシキー宇大統領は28日、ツイッター・アカウントで、パヴェル氏の大統領選挙での勝利を歓迎した。ゼレンシキー氏は、「あなたのウクライナと私たちのロシア侵略に対する戦いへのサポートを評価している。ウクライナとチェコの人々のため、統一欧州の利益のための緊密な個人的協力ができることを期待している」と書き込んだ。

なお、28日、チェコでの大統領選挙にて、退役将軍で元北大西洋条約機構(NATO)軍事委員長のペトル・パヴェル氏が当選していた。

パヴェル氏は、これまでに、チェコは親欧州であり続け、欧州連合(EU)とNATOとの戦略的関係を維持し、ウクライナ側にあり続けると表明していた。また、同氏は、現在の露宇戦争はチェコにも関係するものだとし、なぜならその戦争は国際関係の未来、安全な欧州の未来を巡るものだからだとも発言していた。