ウクライナと米国の首脳陣には「勝利とは何か」につき同じ理解がある=イェルマーク宇大統領府長官
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は22日、ウクライナと米国の首脳陣には、ロシアとの戦争における勝利とは何か、につき同じ理解があると発言した。
イェルマーク氏がキーウ市内での記者とのやりとりの際に、バイデン米大統領のウクライナ訪問にコメントする形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
イェルマーク氏は、ウクライナと米国の首脳陣は、1991年に認められた国境までの回帰(編集注:2014年以降の占領地も含む全領土の脱占領実現を意味する)が勝利であるという、同じ理解を有していると発言した。
同氏はまた、バイデン米大統領はウクライナが何を必要としているかにつきはっきりとした理解があると発言した。
そして同氏は、「重要なのは、私たちが新しい安全保障システムの参加者とならねばならない、私たちが安全の保証を受け取らねばならないという、トレンドをウクライナが作り出していることである」と発言した。