ゼレンシキー宇大統領、フォンデアライエン欧州委員長とロシア攻撃や対露制裁につき協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と協議を行い、同日のロシア軍の大規模ミサイル攻撃などにつき協議を行った。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「電話会談時にフォンデアライエン欧州委員長と今日のロシアからのミサイル攻撃を非難した。新しい制裁パッケージを歓迎し、ロシア侵略国への圧力継続に合意した」と書き込んだ。
また同氏は、両者は欧州委員会に出されている勧告の履行についてウクライナが行った進展について協議したと伝えた。
フォンデアライエン氏もツイッター・アカウントにて同会談につき報告した。
フォンデアライエンは、「昨夜のウクライナへの無差別なミサイル攻撃の後、今日、ゼレンシキー宇大統領と話した。ロシアが民間人や電力ネットワークを意図的に標的としていることは、戦争犯罪である。それは、EUへの道におけるウクライナの改革努力の進展を続けるという、私たちの共通の覚悟を強めるものだ」と書き込んだ。
これに先立ち、これに先立ち、9日未明、ロシア軍によるウクライナ各地への大規模攻撃が行われ、キーウ、ハルキウ、リヴィウ州、オデーサ州、ドニプロ、ヘルソン、ミコライウなどで爆発が確認されていた。
写真:大統領府