サーカシヴィリ氏、多臓器不全のおそれを訴える
ジョージアの病院に入院している元ジョージア大統領で現在ウクライナ国民のサーカシヴィリ氏は、多臓器不全の危険があると主張している。
スカイニュースが報じた。
記者たちはサーカシヴィリ氏の入院している病院へのアクセスは拒否されたが、弁護士を通じて同氏に質問を手渡し、手書きの回答を受け取ることができたという。
どの程度死に近付いているか、との質問に対して、サーカシヴィリ氏は、「私は(体重が)120キログラムあったが、今は64キロだ。医者は、私が60キロ未満になったら、多臓器不全になると予期されている」と回答した。
自身の健康状態につき、同氏は、「私は、ずっとベッドの上にいる。私の骨が崩壊しており、それが耐え難い痛みを与えている」と答えた。
なお、サーカシヴィリ氏は、ジョージアを離れてから8年経った後、2021年10月1日にジョージアへ戻った際に拘束された。同氏には、国境の違法越境が断罪されている。
ウクライナは、ウクライナ国民であるサーカシヴィリ氏が拘禁時に不適切な扱いを受けていると公式に訴えている。
ゼレンシキー宇大統領は、2023年2月1日、サーカシヴィリ氏はジョージア政権により拷問を受け、殺されようとしていると発言した。