ゼレンシキー宇大統領、露軍の1週間の攻撃の犠牲者遺族に哀悼表明

ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、過去1週間もロシア軍が複数のウクライナの町を攻撃したとし、ロシアはこのようなテロ行為に対する責任を必ず負うことになると発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「ザポリッジャ州カムヤンシケ、ヘルソン州ベリスラウ、ドニプロペトロウシク州マルハネツ、ドネツィク州アウジーウカ、クラマトルシク、コスチャンティニウカ、スーミ州コスチャンティニウカ…、さらに何十ものウクライナの町や村が今週ロシア・テロリストの攻撃を受けた。1週間でだ。私は、親族や近親者を失った人々皆に哀悼を表明する」と発言した。

同氏はまた、ウクライナ国民に対するテロ行為1つ1つに関して、「悪の国」が責任を負うことになるとしつつ、国際刑事裁判所(ICC)によるプーチン露大統領逮捕状の発布を喚起した。同氏は、この侵略の果てにロシアが完全に責任を負うことが否定し得ない時が来るとし、「ウクライナに対する1つ1つの攻撃の責任、1つ1つの破壊した人生への責任、追放した1人1人のウクライナの子供についての責任、そしてもちろん、ロシアの侵略の結果生じた1つ1つの世界不安定化の責任もだ」と発言した。