EU加盟国、ウクライナのための100万弾の砲弾共同購入計画に同意
欧州連合(EU)加盟国の外相・国防相は20日、ウクライナに対して100万弾の砲弾を供給する砲弾共同購入計画に同意した。
ボレルEU上級代表がツイッター・アカウントで伝えた。
ボレル氏は、「歴史的決定だ。私の提案を受けて、加盟国は今後12か月以内に100万弾の火砲弾薬を提供することに合意した」と書き込んだ。
同氏はまた、EUは3つのアプローチをとっているとし、それは砲弾の即時提供のための10億ユーロ、共同調達のための10億ユーロ、製造能力増強任務だと指摘した。
エストニアのカラス首相は、ツイッター・アカウントにて、今回の決定につき、「私はEU加盟国にウクライナのために100万弾の砲弾を共同で購入することを提案していた。私は、EUの外相・国防相がそのイニシアティブを採択したことを嬉しく思う」と書き込んだ。
カラス氏は、今回の決定は、欧州の防衛産業の発展と安全保障の向上に資することになると指摘した。
クレーバ宇外相は、ツイッター・アカウントにて、今回の決定につき、「私は、ボレルEU上級代表とEU加盟国に対して、このゲームを変える決定につき感謝している。緊急提供+安定した共同調達は確かに必要なものである。EUは今一度、ロシアの侵略により提示された歴史的挑戦に対峙する中で、断固としたリーダーシップを示している」と書き込んだ。
また、スカイ・ニュースは、今回採択された100万弾の砲弾は、来年中に前線に届くことが期待されているものだと伝えている。