【プーチンの逮捕状】ウクライナ議会、ローマ規程締約国に国際刑事裁判所の決定履行を要請

ウクライナの最高会議(国会)は20日、国際刑事裁判所(ICC)ローマ規程の締約国に対して、ICCが発布したプーチン露大統領とリヴォヴァ=ベロヴァ露大統領全権の逮捕状の履行のための方策をとるように要請した。

ジェレズニャク最高会議野党「声党」会派議員がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ジェレズニャク氏は、「最高会議は、関係者、ローマ規程締約国に対して、ICCによるプーチン露大統領逮捕状の決定を履行するためにあらゆる可能な方策をとることを求める呼びかけを採択した」と書き込んだ。

同氏はまた、同呼びかけ決議(第9122)は、最高会議議員335名が賛成したと伝えた(過半数は226)。

なお、同呼びかけは、諸外国・機関に対して、ロシアのウクライナ領における全ての重罪を強く避難するよう要請した上で、その犯罪の捜査、責任追及、全ての罪人の正義の刑罰に向けてあらゆる可能な方策をとるよう呼びかけた。

また議員たちは、ロシアへの最大限の政治的圧力と制裁をかけるよう要求した。

さらに、ローマ規程締約国に対して、ICC予審部のプーチン露大統領とレヴォヴァ=ベロヴァ大統領代表の逮捕状発布の決定を履行するためのあらゆる方策をとるよう呼びかけた。