ウクライナと日本、2国間関係の「特別なグローバルシップ関係」への格上げに合意

ゼレンシキー宇首相と岸田日本首相は21日、ウクライナと日本の関係を「特別なグローバルパートナーシップ」に格上げする共同声明に署名した。

キーウでの共同記者会見前に同声明への署名式が開催された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「この文書は、私たちがともに守っている私たちの価値と、これから実現しなければいけない私たちの願望を反映している。私たちは、30年以上で最も中身のある関係を達成したが、しかし、それは今後達成可能なことの土台に過ぎない」と発言した。

さらにゼレンシキー氏は、ウクライナと日本のパートナーシップは世界の安全保障を強化し、平和を取り戻し、ウクライナの人々や世界中の人々の生活への安定を保証することのできる時を近づけるものだと指摘した。

なお、岸田首相は21日、ウクライナを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談した。その他、岸田首相はまず、キーウ市到着後にキーウ州ブチャを訪れ、ロシア軍の残虐行為の犠牲者を追悼。その後再びキーウへ移動し、聖ミハイル黄金ドーム修道院横のロシアとの戦争で戦死したウクライナ軍人の追悼碑を訪れ、献花を行っていた。

写真:大統領府