ウクライナと国際刑事裁判所、キーウへの同裁判所事務所解説で合意

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23日、ハーグの国際刑事裁判所(ICC)事務局にて、ウクライナとICCの間でキーウへのICC事務所解説の合意が締結された。

コースチン宇検事総局とルイスICC書記が合意文書に署名を行った。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

コースチン氏は、「今日、ウクライナ政府とICCの間で、ウクライナにおけるICC事務所の解説に関する覚書に署名が行われた。同開設決定は、3月3日に採択されたものであり、今日私たちは、関連の国際文書に署名した。これは、カリム・カーン検察のチームがウクライナにて、より安定して活動できるようになることを意味する。そして、これにより、彼らはウクライナにてより長期間滞在できるようになり、またあらゆる次元で防護される事務所も得る。情報保護も行われ、カーン検察チームは、ロシアとロシア犯罪者がウクライナの大地でウクライナ人に対して行った戦争犯罪の捜査を集中的かつより効果的にできるようになる」と伝えた。

ゼレンシキー宇大統領もまた、同日夜の動画メッセージで、今回の署名につき伝えた

ゼレンシキー氏は、「今日、しばらく作業をしてきたことの結果が出た。ウクライナへのICC代表部の開設の署名が行われた。この一歩により、国際司法機関が私たちのウクライナのにおけるロシア軍人の犯罪をより活発に捜査できるようになる」と発言した。