フォンデアライエン欧州委員長、ブチャの虐殺につき「クレムリンのウクライナ人抹殺計画の一部だった」

フォンデアライエン欧州委員会委員長は３１日、ブチャで生じたことはクレムリンによるウクライナ人抹殺計画の一部だったと発言した。

フォンデアライエン委員長がブチャ解放１年に合わせてツイッター・アカウントに書き込んだ。

フォンデアライエン氏は、「ブチャで１年前に起きたことは、孤立したエピソードではなかった。その冷血な処刑は、より大きな計画の一部だった。クレムリンのウクライナ人抹殺計画の。彼らの民族アイデンティティ抹消計画の。彼らの存在意義の抹消計画の。戦争犯罪者は責任を追及されねばならない」と書き込んだ。

また同氏は、別のツイートにて、「私たちは、プーチンが侵略犯罪の責任を追及されることを確実とする努力を支え続けていく。そのために、私たちは、必要であれば、専用の法廷の設立を引き続き支持する。私たちは、ウクライナとウクライナ人のための正義を欲している」と強調した。

同氏は、ツイート共に、昨年のブチャ訪問時の動画を公開した。動画には、ロシア軍人に残酷な形で殺害された民間人の大量埋葬の場面も写っている。

なお、ＥＵは、ロシアの侵略犯罪を扱う特別法廷の設置を支持している。