中国は露宇戦争で積極的な役割を担うのか傍観するのか選択すべき＝ウクライナ政権関係者

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は６日、中国は、ロシア・ウクライナ戦争で積極的に自らを示していくのか、あるいは傍観するのか、選択すべきだの考えを示した。

ポドリャク氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

ポドリャク氏は、「中国は今、この戦争で積極的に自らを示していくのか、傍観していくのか、選択している。そのためには当然、中国とウクライナの首脳間での電話会談が行われることが望ましい。私たちは今日、そのようなシグナルがあると聞いている（編集注：フォンデアライエン欧州委員長やマクロン仏大統領の訪中時の習中国国家主席の発言）が、しかし過程を待とうではないか。過程が生じたら、それについて話そう。しかし、私は、中国の立場はかなり変わったように思っている。強調するが、かなり変わったのだ。そして、その立場は、ロシア連邦が長らく強調してきたようなものではない」と発言した。

同氏はまた、中国は中国自身のために「グローバルな政治議題で役割を担うのか、あるいはウクライナ領で今私たちが目にしていることに関して傍観するのか」決めなければならないと発言した。

これに先立ち、６日、訪中したフォンデアライエン氏は、習国家主席が「時と条件が適した時に」ゼレンシキー宇大統領と対話を行う準備があることを認めたと発言していた。