露プロパガンダメディア、プーチン露大統領が占領下ウクライナ領へ入域したと主張
露国営メディアは18日、プーチン露大統領がロシアの占領するウクライナ南部のヘルソン州と同東部のルハンシク州へ入域したと主張した。
露国営プロパガンダ・メディア「リア」が発表した。
発表には、「プーチン氏は、本部『ドニエプル』にて復活祭に際して軍人を祝い、イコンの写しを贈呈した。大統領曰く、元のイコンは『ロシア帝国の最も成功した国防相の1人』が持っていたものだという」と書かれている。
また、プロパガンダ・メディアは、プーチン氏がルハンシク州武装集団「LPR」の「親衛隊」本部「ヴォストーク」も訪れたと主張した。
ウクライナの記者ツァプリイェンコ氏が、テレグラム・チャンネルにて、ロシアのテレビで公開されたプーチン氏の両州訪問場面だとされる動画を公開している。
これに先立ち、3月19日、ウクライナへの侵略を続けるロシアのプーチン大統領は19日、占領下ウクライナ東部マリウポリへ入域していた。
なお、3月17日、国際刑事裁判所(ICC)は、プーチン露大統領と同国のリヴォヴァ=ベロヴァ児童問題オンブズマンの逮捕状を発布している。