ショルツ独首相、カホウカ水力発電所爆破につき「プーチンの手段に合致するもの」
ドイツ連邦共和国のショルツ首相は、6日のウクライナ南部のカホウカ水力発電所爆破につき、プーチン露大統領の戦争遂行手段に合致するものだとの見方を示した。
ロイター通信が報じた。
ショルツ氏は、「それは新たな次元のものであるが、しかし、プーチンのこの戦争の遂行手段に合致しているものである」と述べた。
同氏はまた、ドイツはカホウカ水力発電所破壊後、ダムから水を供給していたザポリッジャ原発の状況を懸念を持って観察していると発言した。
その他、フックストラ・オランダ外相も、ツイッター・アカウントにて、カホウカ水力発電所の破壊につき懸念を表明した。
フックストラ氏は、「私たちは、何千人もの人々の安全を脅かし、深刻な環境災害となるこの意図的で無謀な行為を強く非難する」とし、同地域の住民に対する同情を表明した。
これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が行われている。
写真:大統領府