カホウカ水力発電所の破壊はロシアの侵略の結果=トルドー加首相

カナダのトルドー首相は10日、ウクライナ南部のカホウカ水力発電所のダムの破壊の基本的原因はロシアが始めたいわれなき対ウクライナ侵略戦争であると発言した。

キーウを訪問したトルドー首相がゼレンシキー宇大統領との会談後共同記者会見時に、記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

トルドー氏は、「私たちは、ダム破壊がロシアによる平和な国に侵攻するという決定の直接的結果であったことに一切の疑いを抱いていない」と発言した。

同氏はまた、ロシアが始めた戦争はウクライナにおけるインフラを破壊し、家族を破滅させ、命を奪い、「世界中にエネルギー、経済、食料の問題をもたらした」と強調した。

そして同氏は、「ロシアには責任があり、ロシアは罰を受けねばならない」と伝えた。

なお、10日、トルドー加首相がキーウを電撃訪問していた。