ゼレンシキー宇大統領、アラブ首長国連邦環境相と会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は１１日、キーウを訪問したアラブ首長国連邦のマリアム・アルムヘイリ気候変動・環境相（大統領直轄国際問題事務所所長）と会談を行った。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた。

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、アルムヘイム大臣を歓迎した上で、アラブ首長国連邦の政権幹部がウクライナを訪問することの重要性を指摘し、アラブ首長国連邦によるウクライナ国民への支持と人道支援の供与につき謝意を伝えた。

またゼレンシキー氏は、「私たちは今回の訪問を評価しており、アラブ首長国連邦という重要な国によるウクライナへの支持の証拠だとみなしている。私たちは、アラブ首長国連邦からの支援に感謝しており、あなた方の国がその気高い使命を続けてくれることを期待している」と発言した。

さらに同氏は、ロシアによる対ウクライナ全面侵攻期間の環境犯罪の被害に注意を向けた上で、同侵略国のエコサイド犯罪を非難し、損害を賠償することが不可欠だと強調した。

その他、会談時、両者はウクライナが提案している和平案「平和の公式」とウクライナ復興計画に注意を向けた。ゼレンシキー氏は、アラブ首長国連邦の投資基金とビジネス界がこれらの計画の実現に参加することが可能だと強調した。